MAINICHI FASHION GRAND PRIX
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毎日新聞
第33回(2015年) 受賞者
年間(2014年6月~2015年5月)を通じてファッションという文化活動の中で優れた人、企業、団体などを表彰する第33回毎日ファッション大賞の各受賞者が決まりました。
大賞 阿部千登勢(sacai)
新人賞・資生堂奨励賞 森川マサノリ(CHRISTIAN DADA)
鯨岡阿美子賞 大丸隆平(oomaru seisakusho 2 inc 代表取締役社長)
話題賞 ディオール
特別賞 第一織物株式会社
大賞 阿部千登勢 (sacai)

受賞のことば
再びこの様な素晴らしい賞を頂けたことを、大変光栄に思っています。
8年前に初めて賞を頂いた時のことを、昨日のことの様に鮮明に覚えています。そこから一歩ずつではありますが、ブランド、そして会社として前に進むことができたのではないかと感じています。
ブランド創設当時から変わらず、今も、そしてこれからも、新しい価値観を表現し、そしてまだ見ぬ景色を追い求め続けていく、それが皆様の驚きと感動に繋がればと考えています。
sacaiに関わってくださっている全ての皆様、スタッフ、そして家族に心より感謝しています。

阿部千登勢(あべ・ちとせ)
数社でパタンナー、企画を担当し、1997年結婚、出産を機に退社。99年に子育ての傍ら、5型のコレクションでsacaiをスタートする。「日常の上に成り立つデザイン」をコンセプトに、普遍的でクラシックなアイテムを崩し、様々な要素を組み合わせ、sacaiの考える新たなクラシックスタイルを表現する。
2006年より、Dover Street Marketのみで展開するsacai gem、また同年リラックスしたシーンに向けたコレクションsacai luckをスタートする。09年にはメンズコレクションを展開。
2011AWよりパリでコレクションをショー形式で発表する。NikeLabとのカプセルコレクションを2015SSよりスタートし、新しい価値観の創造をし続けている。

新人賞・ 資生堂奨励賞 森川マサノリ (CHRISTIAN DADA)

受賞のことば
この度はこのような栄えある賞をいただき大変光栄に思っております。
「世界で戦えるブランドにしたい」
そう思いながら、そして模索しながら、設立以降がむしゃらに歩んでまいりました。
まだまだ未熟ではありますが、このような賞をいただけたことを、スタッフ一同誇りに思っております。

受賞の知らせを受けた時は、正直まったく実感が湧きませんでした。
ですが、この受賞を、まるで自分のことのように喜んでくれるクリスチャンダダに関わる方々の姿をみて、全てのみなさまに感謝を改めてでき、また新しくスタートできる場所だと感じることができました。

ファッションには人を楽しくさせる力、そしてあらゆる可能性があると信じています。それを伝える側の人間として、これからも精進していきたいと思っています。

この場をお借りして、支えてくださるみなさまに、心からのお礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございました。

森川マサノリ(もりかわ・まさのり)
1984年3月生まれ。
「CHARLES ANASTASE」より独立後、2010A/Wより「CHRISTIAN DADA」をスタート。 '15S/Sコレクションからパリコレクションに参加。

鯨岡阿美子賞 大丸隆平(oomaru seisakusho 2 inc 代表取締役社長)

受賞のことば
この度はこの様な名誉ある賞を頂き、大変嬉しく思っております。

歴代の受賞者の方々を改めて知り、身に余る光栄です。
私のような人間にもスポットライトを当てて下さった審査員の先生方、
毎日新聞社様に改めて感謝申し上げます。

先輩方が築きあげて来られたメイドインジャパンの力を次世代がきちんと引き継ぎ、創造力を持ってそれを進化発展させて行くのが我々の役目だと思っております。
大志を持ちながらも海外で会社を経営して行く事は、時にどうしようもできない困難がありますが、共にお仕事をさせて頂いております皆様のお力添えでメイドインジャパンの誇りと情熱を持ち、スタッフ一同日々乗り越えております。
本賞を頂けました事で漸く富士山の五合目に立たせて頂けた気持ちです。

今後とも皆様のご指導、ご鞭撻、何卒宜しくお願い致します。

大丸隆平(おおまる・りゅうへい)
福岡県出身。16歳の頃から独学で服創りを始める。東京・NY・PARISの数社で企画デザインやパターンを手がける。2008年にNYでoomaru seisakusho 2 inc設立。モノ創りを ベースに「既成概念に捉われず新しいファッションステータスをクリエートする」という理念のもと、多くのクリエーターに企画デザインやパターン製作、サンプル縫製サービス等を提供してきた。NYのスタジオのスタッフ15名は全て日本人。「MADE IN JAPAN」の創造力と品質を世界に発信し続けている。15年、日本人初のCFDA FMI賞を受賞。

話題賞 ディオール

受賞のことば
この度、第33回「毎日ファッション大賞話題賞」を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。併せて選考委員の皆様にも御礼申し上げます。今回の評価は全てのディオールチームにとりまして誇りとなる受賞でございます。

「エスプリ ディオール-ディオールの世界」展は私共のメゾンの真髄を捉え、その理念をあらゆる角度から体感して頂くエキシビションとして2014年10月より2カ月間銀座にて開催致しました。また、時を同じくしてブランドの伝統とモダンさを融合させたインテリアを施してリオープン致しましたのが「ディオール表参道」です。
更に同年12月には「エスプリ ディオール 東京 2015」と銘打ち国技館にて日本よりインスピレーションを得たファッションショーを世界に向けて発表致しました。

これら一連の活動により、幼少期より日本文化にも親しみ、女性をより美しく魅力的に輝かせる類まれな感性の持ち主だったクリスチャン・ディオールと、その系譜を今に受け継ぐ後継者ラフ・シモンズが造りだすモード感溢れるクリエーションに一貫して流れるディオールの芸術的並びに文化的側面を包括的にお見せする事が出来たものと存じます。

そして、こうしたメゾン・ディオールを本質的に表現した活動に栄えある賞を頂きました事は私共に取って大変な名誉です。またこれらの活動はクリスチャン・ディオールが50年代に始動した日本との強固な関係が脈々と継続している事を裏付けるものであります。  

今後も変わらぬディオールの価値と一方で進化する姿を皆様にご紹介出来ればと存じます。

クリスチャン ディオール 株式会社
代表取締役社長 岩瀬 雅樹

ディオール
1946年12月 パリ、モンテーニュ通りにオートクチュールサロン設立
1947年2月 クリスチャン・ディオール初のコレクションを発表、革新的なスタイルが「ニュールック」と呼ばれるようになる
1992年4月 東京にクリスチャン ディオール 株式会社設立
2003年12月 ディオール表参道オープン
2004年10月 ディオール銀座オープン
2012年4月 ラフ・シモンズがウィメンズオートクチュール、プレタポルテのアーティスティック ディレクターに就任
2014年10月 東京、銀座にて「エスプリ ディオール-ディオールの世界」展を開催
2014年12月 東京にて、エスプリ ディオール 東京 2015 コレクションを発表、ラフ・シモンズ来日

特別賞 第一織物株式会社

受賞のことば
この度は「毎日ファッション大賞 特別賞」を賜り、大変光栄に存じます。

当社は、合繊織物の海外への生産移転が数多く見られるようになった20年程前、何とかして北陸福井の地で織物の製造を続けたいと思い、そこで始めたのがファッションアウター向け超高密度合繊織物の開発・製造・販売事業でした。

無我夢中で世界中を駆け巡り営業活動をしました。
幸いな事に、カジュアル化のファッショントレンドと、超高密度織物に特化しているという希少性に助けられ、イタリアを中心としたヨーロッパ各国や韓国から始まり世界中に多くの顧客を持つ事が出来ました。

売上の70%以上が輸出を占める中、日本国内での認知度はまだまだです。この受賞を契機にJクオリティーに対応したもの創りや国内ニーズに対応した販売システムの強化等を通じて、当社をここまで育て支えていただいた日本のテキスタイル業界やファッション業界へ少しでも貢献する事ができればと考えております。

この度は本当にありがとうございました。

第一織物株式会社
代表取締役社長 吉岡隆治

第一織物株式会社
1948年 第一織物株式会社設立
1980年 セールクロスの製造を開始
1982年 吉岡隆治が社長に就任
1993年 スポーツ衣料用超高密度織物の製造を開始 
1996年 ポリエステル高密度織物ブランドDICROSの開発、販売を開始
1998年 韓国・中国向けテキスタイル販売事業を開始
2000年 アメリカ・ヨーロッパ各国向けテキスタイル販売事業を開始
2007年 ナイロン高密度織物ブランドD.N.Aの開発、販売を開始
2010年 中国現地法人 廸壹織物貿易(上海)有限公司 を設立
2013年 イタリア・ミラノ事務所を開設
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